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サクソ調査によると、イギリス人は自分の将来の財政面に非常に否定的な考えを持っていることが明らかになりました。

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マルチアセット投資専門家のSaxo Bankは、英国の成人2,002人を対象に実施した調査の主な調査結果を発表しました。

2023年1月10日から2023年1月13日に実施されたこの調査によると、人々は将来について非常に否定的であり、わずか15%の人々が自分たちが年末には経済状況が良くなると考えているという結果が明らかになりました。

Saxoが2022年1月に実施した調査と比較すると、21%の人々が昨年末には経済状況が良くなると考えていました。

調査によると、生活費の上昇の影響で、英国人の約3分の1がわずか100ポンド以下の貯金しか持っておらず、約5分の1の人々が何も貯金がありません。Saxoによると、インフレは依然として二桁の水準で急上昇しており、数百万人が食料品や家計の請求書の高い費用と戦っています。調査によれば、17%の人々が現在貯金がないと回答し、去年のこの時期に同様の質問をした際の13%から増加しています。

投資プラットフォームSaxoのアナーム・ラザは次のように述べています。

「インフレの上昇、ガスなどの日常必需品への高い需要、政府やイングランド銀行が取った厳しい経済政策の組み合わせが、英国内数百万人の支出力、明らかに貯蓄力を圧迫してきたことは間違いありません。

「調査の結果は、現在の経済状況に暗い影を投げかけており、エネルギーキャップの支援制度が削減される4月に英国のエネルギー価格が再び上昇する見通しであるため、こうした調査に参加した人々が将来について懸念しているのは当然のことです。

「とはいえ、インフレは0.2%下がり、先週国のGDP指標が驚くほどプラスに戻り、英国が現在は景気後退に入ることを延期しています。これらのちょっとした良いニュースは、国の現状においては救いの手となります。

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