ビットコインマイニング企業のVinanz Limitedは、米国内でのその普通株の電子決済及び清算への適格性をDepository Trust Company(DTC)を通じて申請しました。
DTCの適格性は、Vinanzの株式の取引プロセスを簡素化し、米国内での流動性を向上させることが期待されています。同社の株式は最近、OTCQBで”VINZF”のシンボルで取引を開始しました。
DTCは、米国の公開会社の電子的な清算と決済を管理する、Depository Trust & Clearing Corporation(DTCC)の子会社です。DTCを通じて電子的に清算及び決済できる証券は「DTC適格」と見なされます。この電子的な証券の清算方法は、株式と現金の受領を迅速化し、したがって投資家やブローカーの決済プロセスを加速させ、その要件を満たすことで、株式をより多くの証券会社で取引できるようにすることができます。
Vinanzの会長であるDavid Lenigasは以下のようにコメントしています。
「最近、OTCQB市場で取引を開始したVinanzは、米国でDTC適格であるように申請したことをお知らせできて嬉しく思います。米国でのDTC適格となることで、米国内だけでなく、OTC市場での取引がより多くの投資家にとってより簡単で早く、そして安くなります。海外の取引プラットフォームでの株式の取引も含め、その期待薄DTC適格であることを期待しています。DTC適格となれば、我々の米国内での株式の取引可能性や取引量が飛躍的に向上するでしょう。」