証券取引委員会(SEC)は本日、ポッドキャスト「ザ・キャッシュ・フロー・キング」の司会者であるマシュー・モティル氏を、住宅不動産を裏付けとした手形を使ったポンジスキームで50人以上の投資家から約1100万ドルを不正に調達したとして起訴した。
SECの訴状によると、オハイオ州ノース・オルムステッドのモティルは、オハイオ州全域にある住宅の第一抵当を担保と称して、低リスク・高リターンの約束手形を約束して投資家をだまし取った。 SECの訴状によると、モティル氏は自身のウェブサイトで投資を宣伝し、潜在的な投資家に「不動産投資の悪者になれ!」と勧誘し、また自身のポッドキャストで、自分が提案した投資は安全で「第一抵当権」に裏付けられていると投資家に保証したと主張している。 裏付けとなる不動産資産に関するポジション」。
SECの訴状によると、モティル氏は投資家に対し、不動産の改修、再販、借り換え、賃貸による利益から投資収益金を支払うと伝えたと主張している。 しかし、訴状が主張しているように、モティルは実際には約束どおりに投資家に第一順位の先取特権を確保しておらず、同じ不動産を担保にしていると主張した複数の約束手形を複数の投資家に定期的に販売していた。
ある例では、モティルは100万ドル以上の約束手形を20人の投資家に販売したとされており、各手形は彼が4万7000ドルで取得したのと同じ不動産を担保にしているとされている。 モティルは不動産を改修するのではなく、投資家の金を以前の投資家へのポンジー支払いや、湖畔の邸宅を借りたり、コートサイドでNBAの試合のシーズンチケットを購入したり、自分の家の試合で40万ドルのクレジットカード支払いをしたりするなど、自分自身の贅沢な個人的出費に使ったとされている。 妻のエイミー・モティルは救済被告として指名されている。
オハイオ州北部地区連邦地方裁判所に提出されたSECの訴状は、モティルを1933年証券法の登録および詐欺防止規定、および1934年証券取引法の詐欺防止規定に違反した罪で告発している。訴状は差し止めによる救済、デゴルジメントを求めている。 さらに、判決前の利子、民事上の罰金、役員および取締役の禁止も含まれます。