Retailプロップトレーディングセクターの動揺が続く中、一部のトレーディングプラットフォームプロバイダー(主にMT4およびMT5プラットフォームの開発元であるMetaQuotes)および一部のCFDブローカー(MetaQuotesの圧力を受けて)が多数のプロップファームとの取引を停止する動きをしているため、人気のあるプロップファームであるFunding Pipsは、Match-Traderプラットフォームを追加した後、再度ビジネスを行うことを発表しました。
カレド・アイェシュ
昨日、Funding Pipsのクライアントに送られたDiscordのメッセージで、CEOのカレド・アイェシュは次のように述べています。
私たちは完全に再開しました。来週、CtraderとTradeLockerを導入します。すでにあなたたち全員がアカウント、すべての指示、さらにはチュートリアルを受け取っているはずです。シャットダウンしてしまって申し訳ありませんでしたが、これからはもう何も私たちを倒すことはできません。約束されたタイムラインよりも早いです。
Match-Traderに初めに焦点を当てる理由について、カレドは、Match-Traderが取引アカウントの履歴を移行できる唯一のプラットフォームであることを指摘しました。つまり、MT5アカウントの取引履歴をすべて表示できる唯一のプラットフォームです。
今朝、カレドはまた、来週にはcTraderとTradeLockerプラットフォームが稼働するとメッセージを送っています。
Funding Pipsのクライアントは、すでにアカウントが移行された状態でMatch-Traderで取引できるようになっており、カレドは、Match-Traderにおいて来週にはクライアントのSL/TP(ストップロスとテイクプロフィット)をチャート上で移動できる機能があると述べました。
新しいプラットフォームに関連するその他の問題も遅れており、Funding Pipsはアカウントのアップグレードにバグがあると述べています。Phase 1からPhase 2への移行、レビュー中の問題、およびオンボーディングは今日中または「最大で明日」解決されるとしています。カレドは、彼らが殆どの運用を「ブラックアウト時間」に押し込んだと述べ、残高ベースのドローダウンはすぐに設定され、(Funding Pipsアカウント間のコピーも含めて、200 Kのアカウントも間もなく)利用可能になります。
支払いに関して、カレドは、支払いの資格およびリクエストがブラックアウト期間に押し込まれていると述べ、つまり20日に支払いの対象となる場合は27日に行われるとのことです。サーバーがシャットダウンされている間に強制的にクローズされた浮動損益はデータベースのどこにも見つからないとしており、カレドは、これは浮動損失にあったトレーダーにとっては良いニュースであり、浮動利益にあったトレーダーにとっては悪いニュースだと述べています。