野村ホールディングス株式会社は本日、2024年3月31日までの第2四半期および今期中間の連結決算を発表しました。
第2四半期の純売上高は3678億円(25億米ドル)で、前四半期比5%増、前年同期比16%増となりました。
法人税前利益は前四半期から23%増の567億円(3.79億米ドル)に増加し、昨年同四半期比では80%増の額となりました。野村ホールディングス株主に帰属する純利益は352億円(2.36億米ドル)となり、前四半期比51%増、前年同期比110%増となりました。
9月期においては、野村は7167億円(48億米ドル)の純売上高を報告し、前年同期比16%増となりました。法人税前利益は1030億円(6.89億米ドル)に138%増加し、野村ホールディングス株主に帰属する純利益は586億円(3.92億米ドル)となり、前年同期比3.2倍の増加となりました。
「当社の戦略的イニシアチブが結果をもたらし、第一学期において3つのセグメントの税前利益が前年比79%増の892億円に増加しました。第2四半期において、当社は全事業セグメントにおいて高い純売上高と税前利益を報告しました」と野村社長兼グループCEOの奥田健太郎氏は述べています。
「リテールは昨年からのパフォーマンスの強い回復を報告しました。フローレベニューが増加し、リカーニングレベニューが過去最高を記録し、4月からのハイネットワーススペースのスタッフの戦略的増員を反映しています。
インベストメントマネジメントは、部門設立以来最高の事業収益を達成しました。投資信託、投資顧問、および国際事業への持続的な流入により、資産管理残高が新たな最高値に達しました。
ホールセールは、投資銀行業務と株式においてより強い純売上高を達成しましたが、国際的な固定金利の低迷により、全体的な部門業績が低下しました。当社は、世界的な競争力のある分野に焦点を当てて収益を向上し、原価対売上高比率を改善するために適切な費用管理を維持していきます」と述べています。