モネックス・グループの子会社であるCoincheckは、日本で初めてWrapped Bitcoin（WBTC）を自社取引所とマーケットプレイスで提供することになります。
Wrapped Bitcoin（WBTC）はCoincheckのマーケットプレイスと取引所で提供され、会社は取引所への上場開始から一定期間、流動性を提供します。
取引所への上場開始直後、Wrapped Bitcoin（WBTC）を保有する顧客が少ないため、売り注文が購入需要を下回ることが予想されます。そのため、購入と売却の需要のバランスを保ち、顧客にスムーズな取引環境を提供するために、Coincheckは売り注文（メイカーオーダー）を出します。
Wrapped Bitcoin（WBTC）には2つの特徴があります。1つは、Bitcoin（BTC）をERC-20フォーマットに標準化することで、異なるチェーンで発行されたBitcoin（BTC）とEthereumとの互換性があり、もう1つは価格が1WBTC=1BTCにリンクされていることです。
Wrapped Bitcoin（WBTC）はBitcoin（BTC）を担保として価値を持ち、暗号資産の保管サービスを提供する会社がWBTCを鋳造および焼却しているため、価格が1WBTC=1BTCにリンクされています。
