Hargreaves Lansdownは、2023年9月30日に終了した第1四半期について、取引の最新情報を発表しました。
四半期の純新規ビジネスは60億ポンド(2023年第1四半期:70億ポンド)で、市場全体で抑制された流れが見られています。アクティブ・セービングスは引き続き好調で、クライアントはリスク重視の投資よりも現金の貯蓄を好む傾向にあります。
同社は、四半期に8000人の純新規クライアント増(2023年第1四半期:1万7000人)を報告し、これはSIPP口座とアクティブ・セービングス口座での純新規クライアントによるものです。クライアント維持率は91.7%(FY2023:92.2%)、資産維持率は89.0%(FY2023:90.4%)で、緩やかなマクロ経済状況とクライアント層ごとの現金引き出しの必要性が反映されています。
四半期の株取引の出来高は平均で月間63.4万件(2023年第1四半期:70万件)で、広範な市場の動向を反映しています。
四半期末のクライアントの現金残高は124億ポンドで、全AUAの9.2%を占め、7月と8月に現金の引き出しが増加し、現金がアクティブ・セービングスに移動した後、9月に安定しました。
四半期の総収入は1億8380万ポンド(2023年第1四半期:1億6290万ポンド)で、株取引の出来高の減少が収入に影響を与えましたが、純利息差の成長がこれを上回りました。
ダン・オリー最高経営責任者は次のようにコメントしています。
「マクロ経済状況とそれが投資家の信頼とクライアントの行動に与える影響が続いているにもかかわらず、純新規クライアントの増加とポジティブな純新規ビジネスを続けています。
クライアントはアクティブ・セービングスやマネーマーケットファンド、短期債券などのさまざまな銀行パートナーへの簡単なアクセスを提供する当社のオファーから、リスクベースの投資よりも現金への投資を増やそうとしており、これはわれわれのクライアントに彼らの貯蓄と投資ニーズを満たす広範なソリューションを提供しています。」