The Depository Trust & Clearing Corporation (DTCC)は、本日LIBOR基準金利からSecured Overnight Financing Rate Data (SOFR)やその他の新しいフォールバック金利指数への移行をサポートするため、新しいLIBOR Benchmark Replacement Indexソリューションを発表しました。これは、2023年6月30日までに実施されます。
市場参加者は、DTCCのLegal Notice System (LENS)を介してこのソリューションにアクセスし、発行者、代理人、信託銀行などによる証券発行に影響を与える組織的な措置を報告するための通知のリポジトリを利用できるほか、標準化された参照データの機械間キャプチャをサポートする自動データフィードを通じても情報を入手できます。
新しいソリューションにより、ユーザーは現在USD LIBORに基づいている10万以上の債券の情報を表示し、LENSを活用して新しい代替指数を発信し、バルクアップロード機能を利用することができます。加入者は、また、発行者、信託銀行、代理人によって提出されたLIBOR置換金利情報に関して通知を受け、これを利用することができます。
何十年にもわたり、市場参加者は、構造化証券、企業債(マネーマーケットを含む)、および地方債を含む債務証券の金利を決定するための基準参照としてLIBORを使用してきました。SOFRは、ニューヨーク連邦準備銀行が発行しており、代替参照金利委員会(ARRC)によってLIBOR置換の基準として推奨されています。
DTCCの資産サービスビジネスマネージャーであるAnn Marie Briaは、「DTCCは、米国市場がLIBORから移行するにあたり、クライアントや業界をサポートする機会を歓迎しています。私たちは、業界にとって重要な情報を効率的かつ標準化された方法で提供できる特異な立場にあります。」と述べています。「このソリューションが現在利用可能であり、LIBOR基準置換金利を中央で通知することにより、我々は6月の期限までにコンプライアンスを達成するために取り組む市場参加企業と提携する準備ができています。」
新しいLIBOR Benchmark Replacement Indexソリューションの提供に加えて、DTCC Data Servicesは、市場データベンダーや定期購読者に向けた自動データフィードを介して、USD LIBORに影響を受ける多くの債券に関するデータを提供し、業界が移行に備え、透明性を高めるのを支援します。
DTCC Data ServicesのマネージングディレクターであるTim Lindは、「重要なインフラプロバイダーとして、DTCCは証券の発行者とその債務ならびに公開会社の株主との間で透明性を向上させています。LIBORの終了は数兆ドルに及ぶ債務に影響を与えるとともに、市場構造の進化を推進する際にDTCCが果たす重要な役割の一例です。」と述べています。









