DIC株式会社は、第三者参加者としてCLSSettlementに間接的にアクセスする日本の製造会社としては3社目となります。 同社は、第三者サービスプロバイダーである三菱UFJ銀行を通じてCLSSettlementにアクセスします。
DICは、CLSSettlementをFX取引プラットフォームや確認照合サービスと連携して利用することで、取引執行から決済までのデータ処理を効率化し、時間のかかる手作業を排除します。 CLSSettlement は、業務の効率化と決済リスクの軽減も実現します。
DICの参加は、日本の企業によるCLSSettlementの採用の増加を浮き彫りにするとともに、アジア太平洋地域の外国為替市場全体の効率と安全性の向上に向けた取り組みを実証するものでもあります。
CLS の最高成長責任者、リサ・ダニノ・ルイス氏は次のようにコメントしています。
「CLSSettlement を使用することで、DIC やその他の大規模な多国籍企業は、リスク管理、為替業務、資金管理、決済プロセスを強化できます。 この最新の開発は、財務機能を効果的に管理し、市場のベストプラクティスに合わせることができるため、製造会社やサービス会社にとって進歩的なアプローチとみなされています。」
CLSSettlement は、FX 市場参加者による FX グローバル コードの原則 35 の遵守もサポートします。