BeeksとそのパートナーであるIPCは、2022年6月にExchange Cloudを発表した後、アフリカ最大の証券取引所であるJohannesburg Stock Exchange(JSE)と契約を締結し、顧客のプライベートクラウド展開を支援することを発表しました。
この協力関係により、取引所はColo 2.0と呼ばれるJSE向けの高度なマネージドインフラストラクチャ・サービス(IaaS)ソリューションを展開し、これを直接自社の顧客に提供することができるようになります。JSEの顧客は、IPCとBeeks Exchange Cloudのオンデマンドクラウドおよび分析機能を含むすべての機能を利用することができます。
この革新的なサービスは、取引所がクラウドとなり、監視、メンテナンス、および市場導入にかかる費用の高い課題など、顧客が直面する問題を直接軽減することを目指しています。マネージドサービスプロバイダーおよびインフラストラクチャ・サービス(IaaS)モデルの利点を活用することで、JSEは顧客ベースに追加の機能と選択肢を提供することができるようになります。
このプロジェクトは、Beeksの既存の在庫から提供され、契約を履行するための現金投資は不要となります。
Johannesburg Stock ExchangeのHead of Equities and Equity DerivativesであるLanga Manqeleは次のようにコメントしています。
「Colo 2.0の発表により、アフリカ大陸の金融市場における革新の中心地としての地位が一層確固たるものとなります。取引所の顧客には、彼らのコロケーションのニーズに対する先進的なホスティングおよびコネクティビティソリューションを提供します。これら2社のグローバル市場リーダーとの協力は、JSEにおけるイノベーションを育む上で極めて重要です」。
BeeksのCEOであるGordon McArthurは次のようにコメントしています。
「アフリカは急速に影響力のあるグローバルプレーヤーとして台頭しており、これはBeeks、IPC、そしてJSEにとって大きな機会です。CapEx支出と市場参入障壁を削減することで、当社の柔軟なソリューションはJSEが自社施設内でブランド化したクラウドサービスを提供し、そのインフラストラクチャをスケールで簡単に制御し、コストセンターを利益センターに変えることを可能にします。BeeksグループのExchange Cloudサービスは、それぞれの需要に応じた安全なマルチクライアントプライベートクラウド環境に対する世界的な取引所からの需要に基づいており、JSEとこのビジョンを共有できることを嬉しく思います。また、長期的かつ成功を収める関係の構築を楽しみにしています」。