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UKオンライン取引市場から撤退するアプリベースのブローカーPublic.com

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米国のアプリを使用したオンライン取引ブローカーPublic.comは、英国市場での拡大計画を終了します。

同社は公式にはこの件について発表していませんが、ロンドンのニュースサイトCity A.M.によると、Public.comはその会社が2024年5月3日をもって英国での事業を一時停止することを知らせるメールを、同サイトが閲覧できるように、英国の登録ユーザーに送信したようです。

Public.comのすべての英国アカウントは、2024年4月後半に閉鎖されるようです。

Public.comの広報担当者はCity A.M.に対して次のように述べています。

「特に直近の5%のハイイールド口座、企業債、オプション取引などの新たな機能の導入により、米国での成長がさらに加速しています。そのため、今のところ米国ビジネスへの焦点を合わせることにしました」

2022年末、Public.comは2023年に国際展開を計画していると述べており、同社はその後、昨年7月に、米国外での初めての一歩として、英国での取引および投資プラットフォームを利用可能にしたことを発表しました。当時、Public.comの共同CEO兼共同創業者であるLeif Abrahamは次のように述べています。

「ロンドンおよび英国全体の市場は常にヨーロッパの金融の中心地であり、Publicにとって国際展開の自然な場所です。Publicは常にヨーロッパにルーツを持ってきました:私の共同創業者と私はともにヨーロッパ出身であり、英国を含む複数のヨーロッパ諸国でチームを持っています。私たちが対応しているメンバーは、今後ヨーロッパと英国のチームだけでなくなります」

Public.comは2021年末に英国法人Public Investing UK Limitedを設立し、同社は2022年10月に完全なブローカーライセンスを取得せず、FCAの指定代理人として認可されました。Public.com UKは、FCA規制されたKhepri Advisors Limitedの指定代理人としての役割を果たすために設立されました。

Public.comのこの動きは、米国のライバルであるRobinhoodが昨年11月に英国で展開した直後に行われました。これは、Robinhood(NASDAQ:HOOD)が以前に失敗した数年前の試みに続き、初めての海外進出となりました。Robinhoodはその後もEUの暗号通貨取引を追加し、カナダでのスタッフの拡充も行っています。

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