英国金融行動監視機構(FCA)は、虚偽表示による詐欺行為と無許可で規制対象活動を行ったとして、ガイ・フリンサム氏に対する刑事手続きを開始した。
FCAは、2016年1月から2021年11月にかけて、ランカシャー州ブラックバーンに本拠を置くフリンサム氏が、自身が運営する投資スキームに約1900万ポンドを投資するよう説得するため、虚偽の表明を行って約240人の投資家をだまし取ったと主張している。
フリンサム氏は、この制度の運営方法や、この制度を通じて投資家が得ることができ、得ていた利益など、投資家に対して多くの詐欺的な主張を行った。 彼は自分の主張の一部を裏付けるために文書を改ざんした。
フリンサム氏は投資家から資金を受け取る際に、許可されていない預金の受け取りという規制された活動を行っていた。 したがって、FCAはさらに、フリンサム氏は権限のない者として、権限も免除も受けずに規制された活動を行うという犯罪を犯したと主張している。
フリンサム氏は2024年1月22日にウェストミンスター治安判事裁判所に出廷し、許可も免除も受けずに規制された活動を続けた犯罪に関して無罪の答弁を行った。 同氏は詐欺罪に関しては供述を示さなかった。
この事件は、2024年2月19日に行われる嘆願および公判準備審問のためにサザーク法廷に送られた。